InterFAX ユーザーズページ

InterFAX送信サービス ユーザーズガイド

03

FAXの送付方法

ここでは、InterFAXを使って実際にFAXを送る方法をご説明します。
InterFAXは、ユーザがメールで送付した文書をInterFAXサーバで受信したあと、FAX文書に変換してFAXとして相手先へ送付します。
従いまして、ユーザは通常のメールを送るようにメールソフトから文書を送るだけで相手先にはFAXとして届きます。

1.

新規メールの作成

普段お使いのメールソフトで新規メールを作成します。
Windowsメール、Outlook、Becky!などのメールソフトはもちろん、HotmailやYahoo!メール等をご利用いただけます。

2.

TO:フィールドにFAX番号を含めたアドレスを指定します

FAXの送信先としてアドレスを入力します。フォーマットは以下の通りです。

00+国番号+市外局番+番号@fax.tc

市外局番が"0"から始まるものは、"0"を省略します。

但し、日本国内への送信の場合は、"00+国番号"を省略できます。 (例をご参照ください。)

また、TO:(宛先)以外にも、CC:やBCC:を利用することもできます。

送付先のFAX番号の事前登録は不要です。FAX番号の間にハイフン「-」を入れて送信することもできます。

例:

送付先のFAX番号が03-4477-2288の場合は、「0344772288@fax.tc」となります。

「03-4477-2288@fax.tc」といったようにハイフンで区切ることもできます。

送付先が米国(国番号が1)でFAX番号が213-999-9999の場合は、「0012139999999@fax.tc」(または、「00-1-213-999-9999@fax.tc」)となります。
市外局番が"0"から始まるものは、"0"を省略してください。
例えば、国番号が"99"、市外局番が"012"、FAX番号が"3456-7890"の場合は、「00991234567890」となります。

既に、データベースソフト等でFAX送信先のデータをお持ちで、InterFAX用のメールアドレスを作成する場合、データベースソフトやMS-Excelの機能で簡単に「@fax.tc」を付加することができます。

例:(MS-Excelを使用した場合)

Excelの「CONCATENATE」という関数を使用すると簡単に、「Fax番号@fax.tc」といったメールアドレスに変換できます。変換後に、ExcelからCSVファイルに保存し、メールソフトのアドレス帳でインポートすると便利です。

サンプルのExcelファイルをダウンロードできますのでご参照ください。

3.

複数の送信先への一括送信

複数の送信先へ一括送信する場合は、
「TO: 03-1111-1111@fax.tc;03-2222-2222@fax.tc」のように通常のメール送信と同じく複数のアドレスを指定します。アドレス間のセパレータ文字は利用するメールソフトやシステムの仕様により異なります。
(通常は、「;」(セミコロン)または「,」(カンマ)です。)

また、一括送信のために便利な「リスト」機能もご用意しております。
リストのご利用で、予め送信先データをリストに登録することで、メールを1通送信するだけで大量のFAXを効率良く、配信することができます。
(詳細は、本ユーザーズガイドの19-01. リスト管理をご参照ください。)

アカウント管理Webサイトでユーザの「送信元の国」を指定するので、国内の宛先の場合は、「00+81」を省略することができます。
(お申し込み時の「送信元の国」は「日本」となっております。)

4.

メッセージを書いたり、添付ファイルを指定します

通常のメールのようにメッセージの入力や添付ファイルの指定をします。
添付ファイルはMS-Word、MS-Excel、MS-Powerpoint、PDF、HTML、テキストファイル(SJIS)およびイメージファイル(TIF、GIF、PNG、JPG、EPS)をサポートします。
あとは送信ボタンを押すだけです。本文のみ、または添付ファイルのみを送付することもできます。
尚、件名はFAX送信されません。FAX送信後に送信状況等を確認する際、わかりやすいユニークな件名にしていただくことを推奨しています。

メール本文のみ送付する場合
通常のメール作成と同様に件名(Subject)、本文を記述します。
※ “件名”の長さは60文字です。
件名は送信履歴に表示されますので、送信されるFAX文書に関わるユニークな文字を記載すると、送信履歴上でFAX内容を把握することができます。
 ・件名例: 文書内容、文書番号、請求書番号、送信先名等
また、改行コード(CRおよびLF: 0x0D / 0x0A)は挿入しないようお願いいたします。送信履歴上に正しく表示されない、"/オプション" が作動しない等の問題が生じる場合があります。
※ “メール本文”は、一行全角40文字程度「改行」を入れてください。
尚、上記はInterFAXサービスのデフォルトの文字フォント値「A4、縦、MSゴシック11から12pt相当(フォントサイズ=3)」で、テキスト形式(プレインテキスト)のメールを送信した場合となります。

メール本文を送付せずに添付ファイルのみ送付する場合
通常のメール作成と同様に件名(Subject)を記述後、添付ファイルを指定します。
(この場合、本文を記述してもFAXされません。)

メール本文および添付ファイルの両方を送付する場合
件名(Subject)のあとに、必ず「/b」または「/B」(スラッシュ+B)を半角で指定します。
※ FAX送信の順番について
「メール本文+添付ファイル」を送信した場合、1ページ目: メール本文、2ページ目: 添付ファイルの順となります。また、添付するファイルが複数ある場合は、メールへ添付した順番にFAX送信がされます。
例: 添付ファイルを送信する場合
本文および添付ファイルの送信: 件名(Subject): 報告書 /b
「b」はMessage bodyのbを表します。
添付ファイルのみの送信: 件名(Subject): 報告書
詳細については、「08. 送信時のオプションについて」をご参照ください。
また、アカウント管理 Webサイトの「プロパティ」->「FAX送信」->「通知メールとその他オプション」にて「メール本文を常にFAXする:」ボックスにチェックが入っている場合は、デフォルトとして常に「メール本文+添付ファイル」がFAX送信されます。
詳細の設定方法は、「18-01-05. 通知メールとその他オプション」をご参照ください。

注意事項

1)

初めての文書を送信する場合は、テスト送信をされることをお勧めいたします。
尚、送信FAXの原稿について、作成する際のポイント(読みやすい原稿、送信時間の短縮などのヒント)を次の「04. FAX送信原稿の作成ポイント」にてご案内をしております。

2)

アドレス内で使用する英数字は必ず半角を指定してください。

3)

フリーダイヤル等の着信課金番号"0120"で始まる番号等)」への送信ができます。しかし、一般番号への送信と同じ送信料金が掛かりますのでご了承ください。
また、NTTコミュニケーションズ提供の「フリーダイヤル」(0120)および KDDI提供の「フリーコール」(0120または0800)への送信は可能ですが、NTT東日本・西日本提供の「フリーアクセス」(0120または0800)へは県間通信の制限もあり、InterFAXではサポートされておりません。

4)

送信時にリスト機能を使用する場合は、「19-01-08. リストを利用したFAX送信方法」をご覧ください。

5)

S/MIME”での暗号化送信は、「14. S/MIMEによる暗号化送信および電子署名」をご覧ください。

6)

アカウント管理Webの送信履歴や通知メールで表示される件名(サブジェクト)は、最大60文字(半角文字、全角文字を問いません)です。従いまして、60文字を超えた件名の文字列は表示されません。
尚、アカウント管理Webの送信履歴画面では、表示される件名の文字数は、約30バイト(全角で15文字、半角で30文字)程度ですが、該当の件名にマウスオーバーしますと、有効な60文字までの件名がポップアップ表示されます。

7)

一度のメール送信で送信できる最大宛先件数は500件です。501件以上の宛先に送信する場合は、メール送信を分けていただく必要があります。

8)

"020"および日本国内の"0070""00"で始まる番号への送信はできません

9)

"010"で始まる番号への送信はできません。海外への送信は、"00+国番号+FAX番号"で送信できます。

10)

"050"で始まる番号(IP電話)への送信は、提供するプロバイダにより送信できない場合がございます。また、IP回線のため、FAX通信が不安定になる場合もございますので、予めご了承ください。

11)

"090""080""070"で始まる番号(携帯電話・PHS)や"0570"(ナビダイヤル)への送信は、通常の送信料金とは異なりますのでご注意ください。
※詳細は、こちらをご参照ください。
尚、"0570"につきましては、NTTコミュニケーションズ提供の「ナビダイヤル」には送信できますが、NTT東日本・西日本提供の「ナビアクセス/アクセスコール等」には送信できませんので、ご注意ください。

12)


13)

FAX番号に"184"および"186"(発信者番号通知機能)を付加しての送信はできません。
※InterFAX送信サービスでは、送信先側で発信者番号非通知のFAX受信を拒否設定していても、"186"を
付けずに送信することができます。
1回のメール送信で送信できる出力FAX枚数は、最大で100ページまでとなります。100ページを超える文書を送信された場合は、「解析エラー」となり、FAX送信は一切いたしません。
但し、個別設定により、最大300ページまで送信可能ですので、100ページ以上の送信がご必要な場合は弊社までご連絡いただけますようお願いいたします。

14)

添付されたファイルが壊れている場合やファイルサイズが0バイトの場合も、「解析エラー」となり、FAX送はいたしません。

15)

メールの分割送信には対応しておりません。メールを分割されますと、メールがエラーとなりFAX送信できず、InterFAXからリジェクトされ、件名:「Undelivered Mail Returned to Sender」で、送信元:“MAILER-DAEMON@fax.tc”の英語のエラーメールが届きます。
メール本文最終行にメッセージ(エラー原因)「*** Message contains unsupported attachments ***」または「*** No documents found ***」のご案内がございます。
この場合は、ご利用のメールソフトの設定をご確認いただき、分割送信を解除後、改めてメールを送信してください。

16)

Windows標準フォント以外のフォントには対応しておりません。

5.

通知メール(送信完了通知)

送信が完了するとInterFAXより完了通知をメールでお送りします。
通知メールの詳細は、「06-01.送信結果通知メール(通常送付の場合)」および「06-02.送信結果通知メール(リスト送付の場合)」をご参照ください。