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InterFAX送信サービス ユーザーズガイド

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FAX送信原稿の作成ポイント

このページでは、InterFAX送信サービスをご利用いただく際、送信FAXの原稿作成のポイント(読みやすい原稿、送信時間の短縮などのヒント)をご紹介いたします。

FAX原稿作成

FAXの書類は白黒です。そのため、フォントや網掛け設定、写真データ等の送信により、FAX受信者様へ届いた書類が読みづらくなってしまったり、黒い部分が多いため送信に時間がかかり受信者様のFAXも専有してしまうなど送信者側の意図としないFAXとなる可能性があります。

FAXの特性からFAX原稿の作成ポイントをご紹介いたしますので、作成する際にご参考にしてください。

フォントの種類およびサイズ
字体が細い「明朝体」などは、一部文字が切れたり、薄くなったりしてFAX受信側の書類が鮮明でなくなる可能性があります。またフォントサイズが9ポイント以下で設定されている場合は、文字が黒く潰れるなどで読みづらくなる場合があります。
「ゴシック」などのフォントやフォントサイズを10ポイント以上をご利用またはInterFAXサービスの設定を「ファイン」モードで送信することをお勧めいたします。

網掛けや背景色
「網掛け」を指定した場合、FAXの特性上、白黒の背景と重なり文字が読みづらくなります。
また、Excelの表作成などで1行ごとに「網掛け」や「背景色」等を利用した場合、文字が読みづらいこととあわせ、網掛けにより黒い部分が多くなり送信時間も長くなります。
できるだけシンプルな原稿作成を推奨いたします。

写真・ロゴマーク
写真やロゴマーク等のデータを送信いたしますと、黒い部分が多くなり一般のFAX送信と同様、かなりの時間がかかることになります。また、受信機側のメモリ使用量も多くなり、エラー率が高まります。
プリンタと比べ、FAXでは解像度が低くなります。写真をコピーした場合も同様で、全体的に黒っぽくなり画像が鮮明になりません。従いまして、写真のFAX送信では鮮明でないこととあわせ送信時間もかかりますので、写真データ等の送信は、FAX送信にはあまり向きません。どうしても、写真をFAX送信される必要のある場合、写真を極力小さくしたり、明るくしたりすることをお勧めします。ロゴも同様で小さくしたり、ベタ部分を白抜きにされるなどの対応をお勧めしております。
*** InterFAX送信サービスのFAXモード設定の活用 ***
また、InterFAX送信サービスのFAXモード初期設定では、品質は「ハーフトーン」となっていますので、「ハーフトーン」で写真データを送信する場合は「白黒」より時間がかかります。品質は低下いたしますが、送信時間を短縮する場合は、「白黒」の設定で送信してください。エラー率も軽減されます。
尚、スマートフォンで撮影した写真データをFAX送信する場合は、次のアプリを利用することでイメージが黒くならず、FAXの送付先様でも読みやすいFAXを受信することが可能になります。
※ 上記参考アプリは、スマートフォンのカメラで撮影したイメージ(写真)を白黒に変換、補正したり、PDFファイルに保存したりできます。保存したファイルをメール送信することで、InterFAX経由でFAX送信が可能です。

スキャナー利用
複合機等のスキャナーでFAX原稿を取り込む際は、文字を重視したスキャンをおこなうことで、FAX送信をした受信側で文字の視認性が高くなり見やすくなります。また、スキャンをする際、元原稿の用紙(例えば、新聞や雑誌等)により、背景色がなくてもグレーとしてスキャンされ全体的に黒く、読みづらい原稿となる場合があります。
スキャナーの解像度や濃度調整等をおこなっていいただき、スキャン後、FAX送信をされる前に原稿をご確認いただくことをお勧めいたします。

余白
原稿の余白については、イメージ通りのFAXが送信されるよう上下左右のマージンを15〜20mm程度の余裕を持って作成することをお勧めいたします。

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FAX原稿が完成しましたら、想定しているページ数、原稿イメージで出力されるか、お手持ちのFAX機等へ事前にテスト送信をおこない、ご確認をいただくことをお勧めいたします。