InterFAXサービスでよく使われる用語集です。各用語をクリックすると説明が表示されます。
アカウント
InterFAXサービスにおけるアカウントは、InterFAXサービスの1契約単位を指します。
1アカウントに対してユーザIDがひとつ付与されます。
1アカウントで利用できるサービスは、送信サービス、受信サービス、または送受信
両方のサービスとなります。例えば、送信サービスのみでお申し込みいただきますと、
1アカウントをご提供することになり、このアカウントにサービス追加という形で
受信サービスを付加することができます。この場合はアカウントの追加はございません。
また、受信サービスで1アカウントご利用中の場合で、新たに受信FAX番号を追加する
ために受信サービスを追加お申し込みされる場合は、アカウントの追加ということに
なりますので、新たなアカウントをご提供いたします。
アカウント管理Web
お客様専用のアカウント管理ページです。
アカウント管理Webにログインすると、FAX履歴(送受信)の確認、各種設定の確認と変更、
リストの作成・修正、利用明細(送信のみ)等の操作ができます。
送信元アドレス
InterFAX送信サービスにおける送信元メールアドレスで、ユーザ認証として使用します。
送信元アドレスは、一般的にはFrom:ですが、InterFAXでは実際にメール送信したアドレスを
送信元として認証いたします。メールヘッダにReturn-path:が存在する場合は、Return-path:
を送信元として認証いたします。
従いまして、送信元アドレスが事前にアカウント管理Webで「FAX送信サービス利用可能者」と
して登録されている必要があります。
通知メール
InterFAX送信サービスにおけるFAX送信結果を通知するメールです。FAXの送信結果を
メールで確認することができます。通知メールの受け取りは、「常時」「成功時のみ」
「失敗時のみ」「送付しない」の選択ができ、メール形式は「HTML」「テキスト」「XML」「CSV」
から選択できます。
着信課金番号
0120や0800から始まる、通話料金が着信者(FAX受信者)に課金される番号です。
InterFAX受信サービスでは、お客様のInterFAX受信用のFAX番号に着信課金番号を
割り当てることができます。(オプション - 別料金)
ディスプレイネーム
宛先(送信先)や差出人(送信元)のメールアドレスの前に表示される「名前」です。
通常、メールソフトのアドレス帳に登録されている「名前」がディスプレイネームとなります。
(例)"InterFAXサービス担当" <info@interfax.jp>
このようにメールの差出人/宛先で表示されている場合、「InterFAXサービス担当」の部分が
ディスプレイネームにあたります。
電子証明書(デジタルID)
電子証明書を利用することにより、電子メールで送受信したデータの信頼性を証明することができます。
InterFAXサービスでは、FAXデータをメールで送受信するうえで、電子証明書を使用することにより、
メールを暗号化したり、なりすましや改ざんを防ぐことができます。
詳細は
こちらでご確認いただけます。
トランザクション(トランザクションID)
トランザクションとは、一般的にある目的に関連する複数の処理を一つの処理単位としてまとめて
扱う単位で、一連の作業を全体として一つの処理として管理するために用います。
InterFAXサービスでは、1件の操作(送信、受信)に対し発生する一連の処理(複数)を連結し
一つの処理単位としたものとなります。
たとえば、1件のFAX送信に対し、関連する処理(FAXイメージ作成やFAX送信、通知メール等)が
1トランザクションになります。また、1トランザクション毎に固有の識別子(ID)が付けられ、
これをトランザクションID(TransactionID)またはメッセージID(MessageID)といい、
送信サービスの場合、通知メールに記載されます。
メッセージID
一般的にインターネットにおける特定のメッセージを識別するためにメッセージに付けられる
ユニークなIDを指します。
InterFAXサービスでは、トランザクションID(TransactionID)と同じ意味で使用されます。
(詳細は「トランザクション(トランザクションID)」の項をご参照ください。)
与信限度額
InterFAX送信サービスにおける1ヶ月間の送信料金の合計限度額です。
新規登録時に一定の金額を設定し、お客様の予想を超える送信料金のご請求、
事故等による過送信、または被害の拡大を防ぐ目的で設けております。
(InterFAX受信サービスには与信限度額の設定はございません。)
リトライ
InterFAX送信サービスにおける自動再送機能です。FAX送信時に何らかのエラーが起きた場合、
自動的に再送信を試みます。アカウント管理Webにてリトライ回数(1〜6回)やリトライ間隔
(最大30分)を設定できます。
CSID
(Called Subscriber Identification)
CSIDとは、FAX送受信時に相手側に通知される自局番号(ID)のことをいいます。
CSIDを登録をすると、送信先FAX機のディスプレイや通信履歴にCSIDが表示されます。
InterFAXサービスでは、「アカウント管理Web」にてアカウント毎にCSIDを設定できます。
Microsoft Officeアプリケーション(Word/Excel/Powerpoint)から直接インターネットFAX送信を有効化
する機能です。アカウント管理Webで「アクティベーション」をおこなうと、そのPCにおいてMS-Office
アプリケーションからのインターネットFAX送信ができるようになります。
Return-path:
Return-path:とはメールサーバが自動的に付加する、メール送信が正常におこなえなかった場合の
エラーメール返送先アドレスです。
InterFAX送信サービスでは、送信メールにReturn-path:が存在する場合、「FAX送信サービス利用可能者」
にFrom:アドレスではなく、Return-path:アドレスを登録いただくことで、メールでのFAX送信が可能になります。
S/MIME
(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions)
MIMEでカプセル化した電子メールの公開鍵方式による暗号化とデジタル署名に関する標準規格です。
電子メールの暗号化はS/MIME以外にも、「PGP」がありますが、PGPは電子メール以外にもファイルや
フォルダも暗号化する方式に対し、S/MIMEは電子メールに特化しており、電子メールの暗号化や電子
署名では、S/MIMEが最も一般的で、多くのメールソフトが対応しております。
InterFAXサービスは「S/MIME」規格に対応していますので、送信メールや受信メールに電子証明書を
付加したり、メールを暗号化することができます。
Web FAX送信
InterFAX送信サービスにおけるメールによるFAX送信以外の送信方法のひとつです。
「アカウント管理Web」ページから直接FAXを送信することができます。
XML Webサービス
HTTPなどのインターネット関連技術を応用して、XML形式のプロトコルを用いメッセージの送受信を行う技術、
またはそれを適用したサービスです。InterFAXでは、現在「SOAP(Simple Object Access Protocol)」と呼ば
れるプロトコルに対応しており、SSLの利用で暗号化通信も可能です。