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外部アプリ連携

20-01-03

MS-Office 2010アクティべーション

通常のInterFAXでの送信方法(メールに添付ファイル付きで送信に加え、Microsoft Office 2010 アプリケーション(Office 2010 Word/Excel/Powerpoint)内から直接FAX送信をおこなうことができる機能です。

メール送信でOfficeアプリケーションファイルを添付してFAX送信される場合は、本機能をご利用になる必要はありません。 その場合は、ユーザーズガイドの「FAXの送付方法」および「添付ファイルについて」をご参照ください。

この機能を使用するためには、アカウント管理Webの[外部アプリ連携] -> [MS-Officeアクティべーション]で、ご使用のPCで「アクティべーション」という処理を実行する必要があります。

アクティべーションされたPCでのみOffice 2010アプリケーションから直接FAX送信ができるようになります。

「MS-Officeアクティべーション」を行なう場合のブラウザは、Internet Explorer をご使用ください。(本機能は、Windows XP、Windows Vista、Windows 7でご利用いただけます。

アクティべーション後は、Office 2010アプリケーションの[ファイル]メニュー - > [保存と送信] - > [電子メールで送信] - > [インターネットFAXとして送信]を選択することで、作成中の文書をそのままFAX送信することが可能となります。

実際の送信は、Outlook 2010を使用いたしますので、事前にOutlook 2010をメール送信ができるように設定しておく必要があります。

また、お客様は意識される必要はございませんが、動作は次のようにおこなわれます。

1.

開いているOffice 2010アプリケーション(Word/Excel/Powerpoint)の出力イメージをTIFFファイル化します。

2.

そのTIFFファイルおよびFAX送付状がOffice 2010アプリケーションから直接Outlook 2010へ送信リクエストされます。

3.

Outlook 2010からメール送信されます。その際、自動的にInterFAX送信サービスのドメインである、「@fax.tc」がFAX番号に付加されます。

【1】Outlook 2010の設定

1.

Office 2010アプリケーションの「インターネットFAXとして送信」は、メール送信でOutlook 2010が使用されますので、予めOutlook 2010にお客様のメールアドレスの設定をしておく必要があります。

2.

Outlook 2010メールアドレス設定後、「アカウント設定」ダイアログで該当電子メールアドレスの「詳細設定」にて「送信サーバ」の「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」にチェックをいれて[OK]をクリックしておいてください。

3.

メールの送受信テストをおこなっておいてください。

【2】InterFAXの「MS-Officeアクティベーション」

1.

InterFAXの「ユーザーズページ」にアクセスします。

※InterFAX ユーザーズページ: http://www.interfax.jp/users/

2.

「アカウント管理Web」をクリックして、ユーザIDとパスワードを入力してログインします。

3.

「外部アプリ連携」をクリックし、「MS-Officeアクティベーション」をクリックします。

本機能をご利用になる、各Windows PCからアクティべーション処理を実行する必要があります。各PC1回のみこの処理をおこなってください。Office 2010からの送信毎にアクティべーションをおこなう必要はありません。

4.

上記の[MS-Officeアクティべーション]の画面より、「標準のMS-Officeアクティベーション」にチェックし、[アクティべーション]ボタンをクリックしますと次のダイアログが表示されます。

上記画面のように「Interfax_Office_Activation.reg」という登録エントリファイルを「実行」、または任意のフォルダに「保存」して実行します。

5.

ユーザーアカウント制御が有効になっている場合、以下のような警告が表示されますので、「はい」をクリックします。

6.

次の画面で[はい]をクリックして続行します。

次の画面で[OK]をクリックすると完了となります。これでOffice 2010アプリケーションから直接FAX送信をおこなう準備ができました。

【3】Office 2010アプリケーションからの送信

Microsoft Word 2010を使用して、FAX送信する方法をご説明いたします。

1.

文書作成画面より、[ファイル]メニュー - > [保存と送信] - > [電子メールで送信]- > [インターネットFAXとして送信]を選択します。

2.

次のダイアログが表示され、Word文書からTIFFファイルが作成され、Wordの電子メールエディタが起動します。


もし、以下のようなダイアログが表示された場合は「OK」をクリックして「Windows FAX プリンタードライバー」をインストールしてください。
※インストール方法の詳細は、Microsoft Office サポートページ(下記URL)をご参照ください。
 http://office.microsoft.com/ja-jp/word-help/HA010385340.aspx

3.

「Microsoft Office Fax Serviceで送信する - メッセージ」というMicrosoft Wordのメールエディタ画面が開きます。この時点で既に作成中のWord文書からTIFFファイルが生成され、添付ファイルとしてファイル名が表示されます。

4.

画面右の「送付状の選択」でテンプレートから送付状を選択します。送付状を使用しない場合は、「送付状を使用する」チェックボックスを外します。

FAX送信イメージを確認される場合は、「プレビュー」ボタンをクリックします。ビューワが開き、FAXイメージが表示されます。(※)

上記例の場合は、送付状が1ページ目、作成したWord文書が2ページ目として表示されます。このイメージがFAXされる内容となります。

MS-Excelから送信される場合は、印刷範囲やページ設定で予め出力したい範囲やページ数を設定する必要があります。

この設定は、添付ファイルとしてメール送信する場合と同じですので、ユーザーズガイドの「添付ファイルについて」をご参照ください。

(※)もし、「プレビュー」ボタンをクリックしても、下図のように「プレビューを作成できません。」というダイアログが表示がされて、プレビューを表示できない場合は、MicrosoftのTIFFファイル生成ドライバーに問題がありますので、下記のMicrosoft サポートページ(下記URL)より修正プログラムをインストールしてご利用ください。
 http://support.microsoft.com/kb/2394535/ja

注意事項

1)

InterFAXサービスのアカウント管理Webの「プロパティ」で、「通知メールとその他オプション」の「メール本文を常にFAXする」がONになっている場合、「送付状」が2枚になってしまいますので、この設定はOFF(チェックを外す)にしておいてください。
(「Microsoft Office Fax Serviceで送信する - メッセージ」ウインドウの「送付状を使用する」設定をOFFにしている場合、「送付状」は送信されませんが、「メール本文を常にFAXする」がONになっていると、1ページ目に「白紙」が送信されますのでご注意ください。)

2)

Outlook2010の「ファイル」メニューの「オプション」をクリックして開きます「Outlook のオプション」ダイアログで、「メール」の「メッセージの作成」項目においてメッセージ作成の形式が「テキスト形式」になっていますと、「送付状」が2枚になってしまいますので、「HTML形式」を選択しておいてください。

3)

上記、1)InterFAXの「メール本文を常にFAXする」設定がONで、2)Office2010のメッセージ形式が「テキスト形式」になっている場合の、両方の設定がされている場合は、「送付状」が3枚となってしまいますので、各設定のご確認をお願いいたします。

5.

次に送信先のFAX番号を入力します。画面上部の「FAX番号:」のボックスにFAX番号を入力して、「追加」ボタンをクリックします。「追加」ボタンをクリックすると、自動的に「宛先」ボックスに、「@fax.tc」が付加されたメールアドレスが入力されていきます。
(複数の宛先へ送信する場合は、この作業を繰り返します。)

その他の設定項目

1)

メニューのメッセージ形式は「HTML形式」のままの状態にしてください。
他の形式(リッチテキスト形式、テキスト形式)を選択すると、画面イメージ通りにFAX出力されません。

2)

「件名」は自由に指定できます。

3)

Outlook の連絡先(アドレス帳)のご利用は推奨しておりません。
(FAX番号が正しく挿入されない場合があります。国番号「0081」の後に"0"が挿入されるとFAX送信ができません。)

4)

送付状を使用する場合は、自由に内容を入力することができます。

5)

画面右の「合計金額」は、現在ご利用できません。

準備ができましたら、Outlook 2010を起動しておいて、画面左の「送信」ボタンをクリックすると、Outlook 2010経由でメールが送信され、InterFAX送信サービスにより、指定した宛先へFAX送信されます。

もし、「送信」ボタンをクリックしても、下図のように「FAXを送信できません。」というダイアログが表示がされて送信できない場合は、MicrosoftのTIFFファイル生成ドライバーに問題がありますので、下記のMicrosoft サポートページ(下記URL)より修正プログラムをインストールしてご利用ください。
 http://support.microsoft.com/kb/2394535/ja

【4】MS-Officeアクティベーションの解除

該当PCのMS-Officeアクティベーションを解除する場合は、以下の手順でおこなってください。

1.

InterFAXの「ユーザーズページ」にアクセスします。

※InterFAX ユーザーズページ: http://www.interfax.jp/users/

2.

「アカウント管理Web」をクリックして、ユーザIDとパスワードを入力してログインします。

3.

「外部アプリ連携」をクリックし、「MS-Officeアクティベーション」をクリックします。

4.

上記[MS-Officeアクティべーション]の画面より、[解除]ボタンをクリックしますと、次のダイアログが表示されます。

上記画面のように「Interfax Office DeActivation.reg」という登録エントリファイルを「実行」、または任意のフォルダに「保存」して実行します。

5.

ユーザーアカウント制御が有効になっている場合、以下のような警告が表示されますので、「続行」をクリックします。

6.

次の画面で[はい]をクリックして続行します。

次の画面で[OK]をクリックすると完了となります。これで該当PCが、MS-Officeアクティベーション前の状態に戻ります。

アクティべーションが解除された状態では、上記「【3】Office 2010アプリケーションからの送信」機能をご利用いただくことはできません。

Office 2010アプリケーションからの送信」のご利用のためには、必ずアクティべーションをおこなっていただく必要がございます。

注意事項

1)

本機能をご利用になるためには、最初に各ユーザのパソコンでアクティべーションをおこなう必要があります。

2)

必ず、アクティべーション前にMicrosoft Office 2010のインストールが必要です。
(Office 2003/2007/2010バージョン以外ではご利用いただけません。)

3)

本機能では、Outlook 2010を使用して、メール送信がおこなわれます。
従いまして、事前にOutlook 2010のメールアカウントを設定し、メール送信が可能な状態にしておく必要があります。また、送信前にOutlook 2010の起動が必要です。
(Outolookを起動していない状態ですと、送信トレイに溜まるだけで送信されません。)

4)

MS-Excelで作業グループで保存されたファイルでは、「送信」メニューから「インターネットFAXとして送信」を選択することができません。ExcelからFAX送信される場合は、シートの選択は1個のみに対応しています。(Excelの仕様です。)

5)

MS-Officeアプリケーションのページ設定で、印刷方向「横」で設定されている場合も、InterFAXのFAXモード設定の用紙方向が「縦」であった場合は、FAX出力は全て「縦」になります。
InterFAXサービスの設定通りに送信されますので、必要に応じて、InterFAXのプロパティのFAXモード設定、または送信時のオプション指定で件名に「/Landscape」を入力する必要があります。

6)

メール送信画面右の「合計金額」は、現在ご利用できません。

7)

本機能は Windows XP、Windows Vista、Windows 7 に対応しております。Macintosh等、他のOSではご利用になれません。