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InterFAX送信サービス ユーザーズガイド

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HTMLメールまたはファイルの送信について

メールをHTML形式で送付する場合の注意事項です。HTMLメールを作成する場合、メールソフト(システム)により、その作成方法が異なります。作成されたHTMLメールの種類によって、InterFAXの処理も異なりますので、以下の記述を参考にしてください。

1.

キャラクタセットのタグ指定

HTMLメールソース内にはキャラクタセットのタグ指定が必要です。次のタグ指定を必ずおこなってください。

<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=iso-2022-jp">

(メール本文がJISの場合)

<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">

または

<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=x-sjis">

(メール本文がShift-JISの場合)

<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8">

(メール本文がUTF-8の場合)

上記設定は、HTMLファイルを添付して送信する場合でも同様です。

2.

マルチパートの場合

作成されたメールのContent-typeが「multipart/alternative」の場合。多くのメールソフトがこの形式となります。HTML本文とテキスト本文が一緒に作成、送付される形式です。この形式の場合、InterFAXでは、HTML本文のみFAXします。

3.

HTML本文のみの場合

HTMLのみ本文の形式の場合、InterFAXはHTML本文をFAXします。

4.

HTML本文でテキストファイルが添付として作成された場合

このメール形式の場合、InterFAXでは HTMLを本文、テキストは添付として扱います。従いまして、本文をFAXする場合は、「 /b」オプションが必要です。

5.

写真等のイメージデータ含む場合

写真等のイメージデータをHTMLメールに含む場合は、イメージデータの場所を次の例のようにHTMLメール内でURL指定することでグラフィック付のHTMLメールをFAXすることができます。

<img src="http://image.interfax.jp/images/graphics001.gif" width=80 height=80 alt="">

6.

改ページの方法

アプリケーション等からHTMLメールを生成し、帳票類をFAXする場合でHTML文書の途中で意図的に改ページをおこなう方法です。

<STYLE TYPE="text/css">
.breakhere { page-break-before: always; font-size:1; margin:0; border:0; }
</STYLE>
をHEAD部分に書いておく。

メッセージボディの改ページ箇所に次のタグを挿入する。
<DIV class="breakhere"><SPAN style="visibility: hidden;">&nbsp;</SPAN></DIV>
HTML例:
<HTML>
<HEAD>
<META HTTP-EQUIV="content-type" CONTENT="text/html;charset=x-sjis">
<TITLE></TITLE>
<STYLE type="text/css">
.breakhere { page-break-before: always; font-size:1; margin:0; border:0; }
</STYLE>
</HEAD>
<BODY>
<FONT SIZE=2>この部分は1ページ目です。</FONT><BR>
<DIV class="breakhere"><SPAN style="visibility: hidden;">&nbsp;</SPAN></DIV>
<FONT SIZE=2>これはHTMLメールのテストです。[InterFAXにて送信]</FONT><BR>
<FONT SIZE=5><U>2ページ目</U></FONT><BR>
<DIV class="breakhere"><SPAN style="visibility: hidden;">&nbsp;</SPAN></DIV>
<FONT SIZE=2>これはHTMLメールのテストです。[InterFAXにて送信]</FONT><BR>
<FONT SIZE=5><U>3ページ目</U></FONT><BR>
<BR></BODY>
</HTML>

7.

FAX送信時の背景色(バックグランド)印刷について

HTMLメールを送信する場合に、デフォルト設定では背景イメージはFAX送信結果に表示されませんが、背景のイメージもFAXに表示される場合は、件名(Subject)のあとに、「 /ib」(スペース+スラッシュ+ib)を半角で指定して送信しますと、HTMLの背景をFAX表示できます。

※ 詳細は「送信時のオプションについて」をご覧ください。

また、アカウント管理Webの「プロパティ」->「FAX送信」->「FAXモード[初期値]」の「背景色出力:」をチェックしますと、上記「 /ib」オプションの指定をしなくても、HTMLの背景がFAX出力されます。

※ 詳細は「FAXモード[初期値]」をご覧ください。

注意事項

1)

テキストメール、テキストファイルの添付およびHTML横幅指定で送信される場合、1行あたりの文字数が上限を超える部分は、右端が削除されFAXされませんので、ご注意ください。テスト送信にてFAX結果をご確認いただくことをお勧めします。
1行あたりの文字数制限は、「送信時のオプションについて」の「フォントサイズ別 文字数一覧」をご参照ください。

2)

文字化け等を避けるため、HTML内ではフォント指定をしてください。また、Windows標準フォント以外のフォントは使用しないようお願いいたします。

3)

Windows Liveメールでメール形式を「HTML形式」でご利用の場合、添付ではなく、文中に画像データを挿入いたしますと、日本語文字が文字化けする可能性がありますので、ご注意ください。HTMLメールで画像データを挿入される場合は、他のメールソフトをご利用ください。

4)

Javaスクリプトが含まれるURLファイル、HTMLファイル、HTMLメールの送信は、サポートをしておりません。