FAX送信サービス サービスリファレンス
プログラマーズ・ガイド
■クイックFAX送信
早く、簡単にFAXを送信するために、SendCharFaxメソッドでテキストファイル (US-ASCII) を送信する方法と、 Sendfaxメソッドでバイナリファイル(.DOC、.XLS、PDF、HTML等)を送信する方法が用意されています。これらのメソッドは、最小限のパラメータで、FAX送信要求ができるのが特徴です。
(但し、ドキュメント数は1つ、宛先は一ヶ所に限定されます。)
InterFAX Webサービスへのメッセージ要求が成功すると、SendCharfax と Sendfax メソッドでは、トークンを返します。これは、そのFAX要求の状態 (ステータス) やイメージを取得する際に使用される値です。
このトークンを、TransactionID(トランザクションID)と呼び、InterFAXシステムにおけるクライアントが要求したFAX送信毎の固有の識別子(ID)です。
メッセージ要求が失敗した場合は、Webサービス戻り値が返されます。
■高度な機能を利用したFAXの送信
拡張性のあるFAX送信を行う場合、SendfaxEx_2メソッドの使用を推奨します。
パラメータを指定することで、より高度な送信機能をご利用できます。
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複数ドキュメントの送信
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複数宛先への送信
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日時指定の送信
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CSIDや、通知メール送信先アドレスの指定
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参照用として“Subjectフィールド”の指定(要求メッセージのステータスを入手する際に使用したり、送信履歴で表示できます。注文書をFAXする場合等は、注文書番号をSubjectに指定すると、注文書番号でクエリ検索をおこなったり、送信履歴で表示したり、後々の参照が便利になります。)
InterFax Webサービスへのメッセージ要求が成功した後で、 SendfaxEx_2 メソッドは、FAXのステータスを問い合わせる際に使用するTransactionIDを返します。
メッセージ要求が失敗した場合は、Webサービス戻り値が返されます。
■送信FAXステータスの入手
要求済メッセージのステータスを状況別に検索する場合、FaxStatusメソッド、もしくはFaxQueryメソッドが用意されています。FaxStatusとFaxQueryは、一度の要求で、複数トランザクションのステータスを戻すことができます。
■送信FAXイメージの取得
送信したFAXのイメージは、GetFaxImage メソッドで獲得できます。GetFaxImageは、一つのトランザクションIDで要求すると、そのトランザクションのFAXイメージ(TIFF形式)が1個のファイルでダウンロードされます。(G3 TIFF形式で、複数ページでも1ファイルです) そのイメージファイルは、保存したり、Windowsに含まれるビューワで開いたり印刷ができます。
