FAX送信サービス仕様

InterFAX送信サービスは、メールを送信すれば相手にFAXで届くサービスです。以下の仕様にてご提供しており、特別な機器やソフトウェアは不要です。

1.送信可能なメールソフト・Webメールおよびメールシステム

 

一般的なインターネットメール(SMTP)であれば種類は問いません。

動作確認済みメールソフト

弊社で動作確認済みのメールソフトは次の通りです。

Windows版 Macintosh版
Microsoft Outlook(Microsoft社サポート対象バージョンのみ)(注)
Becky! 2.05 以上
サイボウズ
Lotus Notes
Thunderbird
Mac OS X AppleMail

Macintoshをご使用の場合で添付ファイルを送信される時は、添付ファイル名を半角英数字にしてください。

動作確認済みWebメールシステム

弊社で動作確認済みのWebメールシステムは次の通りです。

Windows版
Outlook.com
Yahoo!メール
Google Gmail

(注)Microsoft Outlookをご使用の場合、次の注意点がございます。

1.

メール形式の「リッチテキスト形式」はサポートしておりませんので、テキストまたはHTML形式でご利用ください。

2.

Microsoft Word を電子メール エディタとして設定されないようご利用ください。

メール送信時に、Winmail.datファイルが付加されない設定のために必要です。詳細は、マイクロソフト社のサポートページをご参照ください。 http://support.microsoft.com/kb/278061/ja

携帯電話やスマートフォン、タブレット等、メール送信ができる機種でもご利用いただけます。

その他メールシステム

SMTP準拠のメールシステム

業務アプリケーションやCGIからメールを送付する場合は、FROMおよびReturn-Pathに登録メールアドレスを設定してください。 (弊社でお申込をいただいた時点で利用申込にご記入いただいた連絡先のメールアドレスを登録します。その後、「アカウント管理Web」ページによりお客様が自由に利用者のアドレスを追加登録できます。「登録メールアドレス」とは、このように登録されたメールアドレスをいいます。InterFAXサーバはメールを受信した時点でFromおよびReturn-Pathに設定されているアドレスが登録メールアドレスと一致するか確認し、認証いたします。)

また、次の設定例をご確認ください。

(1)

送信メールのヘッダ情報内のFromおよびReturn-PathをInterFAXに登録してあるメールアドレスにします。

(2)

同じくヘッダ情報の最後に次の設定を加えます。
Content-Type: text/plain; charset="iso-2022-jp"
Content-Transfer-Encoding: 7bit

(3)

メール本文および件名はJIS(ISO-2022-JP)です。
HTMLメールで送信される場合は、次のいずれかのタグが必要です。
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=iso-2022-jp">(メール本文がJISの場合)
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=x-sjis">(メール本文がShift-JISの場合)

2.アカウント管理Webで使用できるブラウザ

 

InterFAXでは、利用ユーザの追加や削除、FAX送信履歴等を確認するために、「アカウント管理Web」と呼ばれるWebページを用意しております。「アカウント管理Web」ページをご覧になるためには、ブラウザが必要です。

使用可能なブラウザ

使用できるブラウザは次の通りです。

Windows版 Macintosh版
Microsoft Edge
Mozilla Firefox
Google Chrome
Opera
Safari
Mozilla Firefox
Opera

注意事項

各ブラウザはできるだけ新しいバージョンのご利用をお勧めいたしますが、バージョンにより未検証の場合があります。
アカウント管理Webでは、暗号化等のセキュリティ対策として、TLS 1.2以上を採用しています。

3.送信先の指定

 

「fax番号@fax.tc」をTO/CC/BCCに指定してメールを送ることでFAX送信することができます。

例1

FAX番号が03-1111-2222の相手先へ送信する場合は、03-1111-2222@fax.tcへメールを送信します。

例2

海外へ送信する場合は、「00」+「国番号」+「fax番号@fax.tc」となります。例えば、送付先が米国(国番号が"1")でFAX番号が213-999-9999の場合は、「00-1-213-999-9999@fax.tc」となります。市外局番が"0"から始まるものは、"0"を省略します。例えば、国番号が"99"、市外局番が"012"、FAX番号が"3456-7890"の場合は、「00991234567890@fax.tc」となります。

例3

複数の送信先へ一括送信する場合は、「TO: 03-1111-1111@fax.tc;03-2222-2222@fax.tc」のように通常のメール送信と同じく複数のアドレスを指定します。

ハイフン("-")は省略できます。

1回のメール送信で指定できる複数宛先の送信先メールアドレス数は最大500件です。(上記例3のように、同じ内容を1メールで複数宛先を指定する同報配信のことをいいます。)

但し、お客様がご使用のメールソフトやメールサーバの制限によります。
また、メールとFAXが混在したアドレスリストへ一度に同報配信することができます。

4.一度に送れるページ数

 

一送信先に100ページまで一回の送信で送ることができます。(但し、個別設定により、最大300ページまで送信可能です。)

5.添付できるファイルの種類

 
ファイル形式 拡張子 備考
Microsoft Office
(2003 ~ 2016)
Word DOC/DOCX

Windows版のみ

 Macintosh版のMS-Officeファイルには対応しておりません。

 マクロ付きファイルには対応しておりません。

Excel XLS/XLSX
Powerpoint PPT/PPTX
Adobe Acrobat PDF PDF Acrobat 5.0~9.0(PDF 1.4~1.7 Level3)
イメージファイル TIFF TIF/TIFF Group 3 TIFFおよびGroup 4 TIFF
GIF GIF
PNG PNG
JPEG JPG/JPEG
その他 HTML HTM/HTML キャラクタセット(charset)は以下の何れかをご指定下さい。
  • ISO-2022-JP
  • Shift_JIS
  • UTF-8
  • US-ASCII (英語のみの場合)
MHT MHT
テキスト TXT Shift-JIS、UTF-8、US-ASCII (英語のみの場合)
URL URL
ZIP ZIP

 ZIPファイルを作成する際の対象ファイルは、InterFAX送信サービス仕様に記載の「添付できるファイル」のみです。

 暗号化(パスワード付)ZIPおよびZIPXファイルには対応しておりません。

注意事項

1)

添付ファイルのエンコードは、base64でお願いします。uuencodeは、形式によりサポートできない場合がございます。

2)

テキストおよびURLファイルは、アカウント管理Webでの「Web送信」および「差込送信」では、対応しておりません。

3)

送信されるOfficeファイルの内容によっては、実際の画面や印刷イメージとFAXイメージが異なる場合がございます。

4)

Excel 2016の「箱ひげ図」機能は非対応です。

5)

SOAPでの送信時に利用するFileType(FileTypes)パラメータでは、上記の拡張子を指定してください。

6)

Microsoft Officeファイルでは、Windows標準フォントをご使用ください。
Windows標準以外のフォントを使用する場合は、フォントを埋め込んだPDFファイルを生成してください。

7)

PDFファイルでWindows標準以外のフォントを使用する場合、PDF作成時にフォントの埋め込みをおこなってください。

8)

Javaスクリプトが含まれるURLファイル、HTMLファイル、HTMLメールの送信は、サポート対象外です。

9)

ZIPファイルの送信について:
対応ファイル形式以外や暗号化(パスワード付)ZIPファイルを送付されますと、メール本文のみがFAX送信される等の結果となりますのでご注意ください。(アカウント管理Webの「プロパティ」->「FAX送信ページの高度なオプション」の「InterFAX非対応ファイルの処理」の設定により、動作が異なります。)

また、ZIPファイル化する際は、単一で完結するファイルにしてください。例えば、HTMLファイルを含める場合、HTMLが参照する画像ファイルを合わせてZIPファイル化されても、画像ファイルは認識されません。FAXイメージは、HTML内のみの内容(参照する画像ファイルはイメージ化されません)となります。

* イメージファイルのサイズは次の通りです。(単位: pixels)

モード(解像度) 標準 ファイン
  高さ 高さ
A4 1,728 1,169 1,728 2,338
レター 1,728 1,100 1,728 2,200
リーガル 1,728 1,400 1,728 2,800
B4 2,048 1,357 2,048 2,714

注意事項

添付ファイルのエンコードは、base64でお願いします。uuencodeは、形式によりサポートできない場合がございます。

6.添付できるファイル数およびファイルサイズ

 

ファイル数に制限はございませんが、合計ファイルサイズは最大20MBとなります。(メールに電子署名を付加した場合の合計ファイルサイズは、最大10MBとなります。)但し、メールサーバ(貴社内およびプロバイダ管理)の仕様または設定で最大メールサイズがある場合はその制限内となります。詳細は貴社ネットワーク管理者またはご利用のプロバイダにお問い合せください。

7.メール本文の送付について

 

テキストおよびHTML形式のメール本文をFAX送信することができます。添付ファイルがある場合で本文もFAXする場合は、メール送信時に件名(Subject)の最後に"/B"または"/b"(スラッシュ+B)を指定してします。件名に"/B"の指定をしない場合は本文内容はFAXされません。

8.送信開始日時の指定

 

件名(Subject)の最後に "/d yyyy-mm-dd time" フォーマットを指定することで、FAXの送信開始日時を指定できます。

例: 2007年10月20日の8:00amに送信開始する場合

件名: ご案内 /d 2007-10-20 8:00

最大30日後まで指定可能です。

9.FAXサイズおよびクオリティ等

 

解像度は、ファイン/標準から指定できます。
用紙サイズは、A4/B4/レター/リーガルサイズから指定できます。
用紙方向は、縦/横から指定できます。
品質は、ハーフトーン/白黒から指定できます。

ご利用開始時点の初期設定値はそれぞれ次の通りとなります。

解像度: 標準

用紙サイズ: A4

用紙方向:

品質: ハーフトーン

上記の各デフォルト設定値は、管理画面で変更ができます。また、送信時に件名(Subject)にオプション指定することで、送信毎に変更することができます。

例: デフォルト設定値は上記の状態で、解像度を「標準」、用紙方向を「横」で送信する場合

件名: ご案内 /rs /Landscape

これらのオプションは、/bや/dと一緒に組み合わせて指定できます。

10.テキストのフォントについて

 

メールをテキスト形式(プレインテキスト)で送付する場合、またはテキスト文書を添付して送信する場合のFAX送信結果の文字フォントは、お申込時のデフォルト値の場合 MSゴシックで 11から12pt相当(フォントサイズ=3)です。
但し、フォントタイプやフォントサイズを変更することができます。(選択できるフォントのタイプやサイズは以下の通りです。)

フォントタイプ一覧

フォント名 指定名(/FontType XXX) 表示サンプル(1) 表示サンプル(2)
Arial Arial
Arial Black Arial Black
Comic Sans MS Comic Sans MS
Courier New Courier New
Georgia Georgia
Impact Impact
Times New Roman Times New Roman
Trebuchet MS Trebuchet MS
Verdana Verdana
Arial Unicode MS Arial Unicode MS
MS ゴシック MS Gothic
MS Pゴシック MS PGothic
MS 明朝 MS Mincho
MS P明朝 MS PMincho
MS UI Gothic MS UI Gothic
OCR A Extended OCR A Extended
OCRB OCRB

フォントサイズ一覧

サイズ指定/FontSize n 該当ポイント数
1 7~8pt
2 9~10pt
3 11~12pt
4 13~14pt
5 18pt
6 24pt
7 36pt
指定なし 11~12pt

注意事項

表の「文字の大きさ」は、フォントタイプがMSゴシックの場合の目安です。選択されるフォントタイプや受信FAXの機種により、差が生じます。

フォントサイズ別 文字数一覧(1ページあたりの最大値)

FontSize A4縦 A4横
行数 半角文字数 全角文字数 行数 半角文字数 全角文字数
1 88 143 71 60 208 103
2 66 108 53 45 157 78
3 54 90 44 37 131 65
4 48 79 39 32 115 57
5 35 59 29 24 87 43
6 26 44 21 17 65 32
7 17 29 14 11 43 21

注意事項

「行数」は1ページあたりの行数、「半角文字数」および「全角文字数」は、1行あたりの最大文字数です。全てフォントタイプがMSゴシックの場合の目安です。
使用されるメールソフトやシステムの仕様、および選択されるフォントタイプによって、差が生じます。
帳票等の設計では、行数や幅(文字数)の余裕をお取りください。
Windows標準フォント以外のフォントには対応しておりません。

上記のサンプル出力(PDF)は、こちらからダウンロードできます。

11.リスト機能について

 

FAX送信先のデータを登録できます。リストは複数設定でき、各リスト毎に最大20,000件の送信先情報の登録が可能です。登録されたデータはいつでも編集、削除ができます。カテゴリー別にリストを作成し、そのリスト名を送信先アドレスに指定することで、1件のメール送付で複数の宛先に一斉同報送信が可能となります。作成できるリスト数は無制限です。

例: 350件のデータを登録済みのリスト「customers」(リスト名)で同報送信する場合

TO: list=customers@fax.tc

上記の送付先アドレスへ1件のメールを送信するだけで、登録されている350件の宛先へ自動的にFAX送信されます。

注意事項

1回のメール送信で複数のリストを指定することはできません。複数のリストに送信する場合は、メール送信を複数回に分けていただく必要があります。

12.FAXヘッダ印字機能

 

送信FAXのヘッダ部分に各種情報を挿入印字させることができます。ヘッダの最大文字数は90バイト(全角45文字)です。各種情報は「アカウント管理Web」のプロパティで設定します。各種情報を選択したり文字を自由に入力・指定したりすることができます。また、リスト機能とも連携できます。

各種情報入力書式

書式 説明 設定(入力例) 表示
{To} 送信先(相手側)のFAX番号が印字されます。 0312345678@fax.tc +81312345678
{From} 送信元(送り主)のCSIDが印字されます。 INTERFAX INTERFAX
{TotalPages} 送信総ページ数 10ページ 10
{PageNumber} 該当ページ番号 2ページ目 2
{Datedd/MM/yy} 送信日 2004年11月22日 22/11/04
{Datedd/MM/yyyy} 送信日 2004年11月22日 22/11/2004
{DateMM/dd/yyyy} 送信日 2004年11月22日 11/22/2004
{Dateyyyy/MM/dd} 送信日 2004年11月22日 2004/11/22
{DateLong} 送信日 2004年11月22日 2004年11月22日
{TimeHHmmss} 送信時刻 午後3時30分 15:30:00
{TimeHHmm} 送信時刻 午後3時30分 15:30
{TimeHHmmsstt} 送信時刻 午後3時30分 午後03:30:00
テキスト 任意のテキスト セミナーのご案内 セミナーのご案内

例: FAXヘッダ部分に宛先・送信者・送信日・ページ情報を印字させたい場合

設定書式: 宛先:{To} 送信者:{From} {DateLong} Page:{PageNumber} /{TotalPages}
FAXヘッダ印字結果: 宛先:+81312345678 送信者:INTERFAX 2004年11月22日 Page: 2/ 5

13.FAX送信時のエラー発生について

 

番号違い等何らかの理由でFAX送信ができない場合、InterFAXは最初の送信以降、リトライを試みます。最終的に送信ができなかった場合はメールにてお客様(送信元)へご連絡いたします。リトライ回数およびリトライ間隔はアカウント単位のデフォルト設定が可能です。
(初期設定は、リトライ回数=1回目の送信を含めて4回、リトライ間隔=3分です。)
また、メール送信単位でもそれぞれ指定可能です。

14.通知機能

 

FAX送信処理が終了すると、InterFAXシステムより通知メールとして、送信結果がお客様(送信元)に送られます。

FAXが問題なく送信完了となった場合

FAXが何らかの理由で送信できなかった場合(送信キャンセルも含む)

通知メールの内容には、送信年月日および時間、送信先(FAX番号)、件名(Subject)、送信ページ数が含まれます。また、通知機能をオフにしたり、送信成功時または送信失敗時のみを送信することも可能です。

通知メールは、お客様がFAX送信時に送信されるメールのヘッダ情報内に「Reply-to:」があればそのアドレスへ、なければ「From:」アドレスへ送信されます。この機能により、複数の送信者(From:)からの送信に対する通知メールを特定のReply-to:アドレスへ送信させることができます。

また、アカウント管理Webの設定で、通知メールの送信先を特定のアドレス(複数可)へ固定することもできます。

15.FAX送信サービス利用者数

 

InterFAX送信サービスでは、送信メールの送信元アドレスを事前にInterFAX側に登録されていることが必要です。
尚、1件のお申込に対し、複数のユーザ様がご利用になれます。お申込後に弊社よりユーザIDおよび仮パスワードを提供いたします。お客様はそのIDとパスワードでInterFAXの「アカウント管理Web」ページにログインしていただき、ご利用されるユーザ様のメールアドレスを登録いただくことで実質無制限のユーザ数を登録することができます。

また、利用ユーザは、「複数メールアドレス」での登録がで可能です。

例:(複数メールアドレス)

info@do-it.co.jp
sato@do-it.co.jp
do-it@abc.ne.jp
info@interfax.jp

16.セキュリティ機能

 

例えば、利用ユーザをドメイン単位で登録した場合でも本サービスを利用できるユーザを限定したい時やセキュリティを強固にしたい場合のためにセキュリティ機能をご利用いただけます。 セキュリティ機能には、パスワード認証と電子署名認証(なりすまし対策)および暗号化(情報漏洩対策)をご用意しております。

認証機能

(1)

パスワード認証
この場合はパスワードをメール本文に指定フォーマットで記入いただくことでInterFAXサーバがパスワードをチェックし、登録パスワードとの一致をもってFAX送信をおこなう仕組みです。従いまして、メール本文にパスワードが存在しない、もしくはパスワードが違っている場合はFAX送信をおこないません。(本機能は「アカウント管理Web」よりオン、オフの設定ができます。)

パスワードは、お申込時に弊社よりユーザIDと共にご提供しますが、いつでもユーザ様が変更可能です。

(2)

電子署名(S/MIMEによる電子署名)
InterFAX送信サービスは、S/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions) 規格に対応しておりますので、メール送信時に電子署名を付けたり、メールメッセージ(添付ファイルを含む)の暗号化をおこなうことができます。

電子署名を付けることで、InterFAXサーバで受信したメールが間違いなくお客様からの送信メールであることを証明され、なりすましや改ざんを防ぐことができます。

暗号化機能(S/MIMEによる暗号化送信)

メールメッセージを暗号化することで、インターネット上でFAX内容の漏洩を防ぐことができます。

InterFAXによるメール暗号化送信の方法
予め「アカウント管理Web」より、InterFAXの電子証明書(デジタルID)を取得し、ご利用になるメールソフトまたはメールシステムにインストールしておきます。

1.

送信先(TO、CCまたはBCC)に send@fax.tcを指定します。

2.

送信先FAX番号は件名(サブジェクト)に次のように指定します。
/fax=送信先FAX番号
(全て、半角英数字でご指定ください。)
複数の宛先へ送信する場合には、次のように送信先FAX番号を指定します。
/fax=送信先FAX番号1;送信先FAX番号2;送信先FAX番号3
(送信先FAX番号を半角セミコロンで区切ります。一度のメール送信では最大100件までの送信先を指定することができます。)

例: 送付先のFAX番号が03-1111-2222の場合はサブジェクトに「/fax=03-1111-2222」を指定します。

3.

メールソフトもしくはメールシステムで暗号化指定します。

InterFAX送信サービスで上記の電子署名および暗号化機能を使用するためには、S/MIMEに対応するメールクライアントソフトまたはシステムが必要です。現在、S/MIMEに対応しているメールクライアントソフトは次の通りです。

Microsoft Office Outlook 2000以降

リムアーツ社 Becky ! + S/MIMEプラグイン

Mozilla Thunderbird 1.5.0.8 以上

その他、S/MIME対応メールソフト
(Microsoft Outlook等、メールソフトによっては、暗号化機能のみを利用する場合でもお客様自身(送信者)の電子証明書が必要です。)

また、S/MIME準拠のメール送信アプリケーションを開発いただくことで、システムからの自動FAX配信システム等でも電子署名や暗号化機能をご利用いただくことができます。

尚、電子署名を利用するためには、事前にお客様のメールアドレス毎に電子証明書を取得する必要があります。電子証明書は、発行サービス機関より入手します。

暗号化通信(SMTPS - SMTP over SSL/TLS)による送信

InterFAX送信サービスでは、SMTPSおよびSTARTTLSにおいてTLS 1.2での接続のみに対応しております。
お客様ご利用のメールサーバがSTARTTLS(port25)またはTLS(port465)に対応されている場合は、InterFAXとのメールサーバ間の通信が暗号化されます。

Webサービスに関する暗号化通信

InterFAX Webサービスでは、HTTPS (TLS 1.2/1.3)での暗号化通信にのみ対応しております。

アカウント管理Webページ、Webサービス(SOAP/REST API) アクセス時のIPアドレス制限

InterFAX管理サイト「アカウント管理Web」ページ、およびInterFAX Webサービス(SOAP、REST)利用時、特定IPアドレス(複数可)からのアクセスのみに制限可能。

17.料金算定方法

 

1件のお申込(1法人または1個人)に対して、月額基本料+利用料(無料分を超える送信料金)+消費税が合計料金となります。利用料は1ページあたりの料金で国内は市内、市外問わず一律22円+消費税です。送信先が複数の場合は、送信したページ数の合計が送信料金に反映されます。

海外への送信料金は送信先の国によって異なります。海外への送信料金表でご確認ください。(料金表にない国は弊社までお問い合わせください。FAXを送信できる国であれば世界中どこでも送信できます。)

尚、1ページの送信料金は1分までが基本です。送信する文書の種類(特に添付ファイルの場合)または送付先との通信状況によっては1ページで1分以上掛かる場合がございます。その際には実際に掛かった時間により、1分を超えるものにつきましては6秒あたりの超過料金(1ページあたり送信料金の1/10)が掛かりますので予めご了承ください。その際、月額合計額に端数は発生する場合は、1円未満は切り捨てで計算させていただきます。

例)

日本国内への1ページの送信時間が68秒だった場合は、22円(60秒)+2.2円(6秒あたりの超過料金)*2(12秒分)=26.4円+消費税となります。

18.送信先FAX番号についての注意事項

 

着信課金番号("0120"や"0800"で始まる番号等)への送信ができます。しかし、一般番号への送信と同じ送信料金が掛かりますのでご了承ください。また、NTTコミュニケーション様が提供する「フリーダイヤル」(0120/0800)やKDDI様提供の「フリーコール」(0120/0800)の番号への送信は可能ですが、NTT東西様の「フリーアクセス」番号(0120/0800)には県間通信の制限もあり、InterFAXではサポートしておりません。

"020"や"010"および日本国内の"0070"等"00"で始まる番号への送信はできません。

"050"で始まる番号(IP電話)への送信は、提供するプロバイダにより送信できない場合がございます。また、IP回線のため、FAX通信が不安定になる場合もございますので、予めご了承ください。

"090"、"080"、"070"で始まる番号(携帯電話・PHS)や"0570"(ナビダイヤル)への送信は、通常の送信料金とは異なりますので、ご注意ください。※詳細は、こちらをご参照ください。

"0570"で始まる番号につきましては、NTTコミュニケーションズ提供の「ナビダイヤル」には送信できますが、NTT東日本・西日本提供の「ナビアクセス/アクセスコール等」には送信できませんので、ご注意ください。

"090-302"で始まる番号(船舶電話)への送信はできません。尚、船舶側がインターネット環境をお持ちの場合、InterFAX受信サービスを利用しInterFAX受信番号へFAX送信することで、パソコンやスマートフォン等で受信FAXを確認することが可能です。詳細は弊社までお問い合わせください。

19.アカウント管理Webページ

 

InterFAX管理サイト「アカウント管理Web」では次の機能を提供します。

Web FAX送信

Web送信

差込送信
FAX履歴

送信履歴
送信状況・結果 確認、再送信、FAXイメージ確認(表示・ダウンロード)、履歴削除

送信履歴の検索
履歴検索、CSVファイルへのダウンロード、エラーFAX一括再送信
プロパティ

FAX送信のプロパティ
FAX送信サービス利用可能者(ユーザの追加、削除)、FAX番号指定方法の設定(国と市外局番の設定)、ヘッダプロパティ(FAXヘッダの印字設定)、送信プロパティ(リトライ設定)、通知メール設定、パスワード認証・電子署名・暗号化 設定、FAXモード設定

パスワード・CSID・タイムゾーンの設定
リスト管理

リスト作成、修正、削除

リスト内検索
アカウント管理

利用明細
現在の状況確認(与信限度額について)、明細表示、CSVファイルへのダウンロード

各会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。